2003年09月10日(水) 21時46分

懲戒職員の氏名を一律開示　鳥取県、都道府県で全国初（共同通信）

　鳥取県は１０日までに、不祥事で懲戒処分を受けた職員の氏名を、情報公開請求に応じて開示することを決めた。それ以下の処分でも公務執行上の不祥事なら開示する。
　県県民室によると、社会的影響の大きさなどから、個別に判断して氏名を開示する自治体はあるが、懲戒処分で一律に開示することを決めたのは都道府県では鳥取県が初めてとみられるという。
　ことし８月１９日、４月以降に処分された職員氏名の開示を求める請求があり、県条例に照らして対応を検討していた。請求者には１０日、開示通知を出した。
　鳥取県では４月１日から８月の請求日までの間に、万引などで計５９人が処分された。今回は私生活上の問題で懲戒以外の処分を受けた者を除き、計４３人の氏名が開示されたという。（共同通信）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030910-00000209-kyodo-pol