2003年09月10日(水) 17時59分

携帯電話の出荷が絶好調…７月は過去２番目の高水準（読売新聞）

　電子情報技術産業協会（ＪＥＩＴＡ）が１０日発表した７月の携帯・自動車電話の国内出荷実績は、前年同月比３９％増の５１０万４０００台で、１０か月連続して前年を上回った。

　１か月の出荷台数が５００万台を突破したのは２００１年３月以来、２年４か月ぶりで、過去２番目に多い台数となった。

　動画の送受信ができる「第３世代」携帯電話向けの基地局が整備され、サービスを利用出来る地域が広がったほか、１００万画素を超える高画質のカメラ付き携帯電話の機種も増え、買い替え需要が引き続き好調なためとみられる。

　携帯・自動車電話に公衆用ＰＨＳを加えた移動電話全体は、同４０・３％増の５２５万４０００台と９か月連続のプラスだった。ＰＨＳは、特にパソコンに差し込んで使うデータ通信用端末が好調で、同１０４％増の１４万９０００台に倍増した。（読売新聞）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030910-00000011-yom-bus_all