2003年09月09日(火) 19時50分

ヤミ金融の口座解約を要請　対策会議が都銀４行に（共同通信）

　全国ヤミ金融対策会議（代表幹事・宇都宮健児弁護士）は９日、ＵＦＪ、みずほ、三井住友、東京三菱の都市銀行４行に、ヤミ金融業者が開設したとみられる計１５６０の預金口座の強制解約などを申し入れた。
　対策会議は５月、法外な高金利を取り立てる延べ５０００以上のヤミ金融業者を出資法違反容疑で一斉告発。被害相談を受けた中から、利息の振り込みで業者の口座と特定した約８割が大手４行だったため、口座番号や名義人を銀行側に知らせ、解約や口座の凍結を要請した。
　対策会議は「ヤミ金融業者の口座には他人名義のものがあり、本人確認で凍結できるケースもある。被害者の過払い金の請求訴訟も可能になる」としている。（共同通信）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030909-00000201-kyodo-soci