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2003年09月08日(月) 19時42分

高額医療費 受領委任払い導入検討 宮津市長が答弁京都新聞

 京都府の宮津市は8日、国民健康保険の高額医療費について、受領委任払いの導入を検討していることを明らかにした。患者の医療費の負担額が、限度額を超えた場合、市に申請したうえ、後に差額が支払われていたのが、受領委任払いが導入されれば、申請の手間が省け、医療機関に限度額分だけを払い込めばよくなる。府内では京都市など5自治体が導入しているという。
 同日の9月定例市議会の一般質問で徳田敏夫市長が答えた。
 国民健康保険の高額医療費支給制度は、被保険者が支払う医療費の一部負担金が、自己負担限度額(所得に応じて月額3万5400円−約14万円)を超えた場合、差額を市町村などが支給する制度。現在、同市では本人が負担する医療費を払った後、限度額との差額を市に申請し、受け取るシステムとなっている。
 申請から差額を受け取るまでに約2カ月かかることから「患者にとって一部負担金が高額だった場合、限度額との差額を手にするまでがつらい」との声があがっていた。
 受領委任払いは、高額医療費の受け取りを患者本人が医療機関に委任する仕組みで、患者が医療機関で支払う医療費は限度額だけで良くなり、払い込みの時点での負担が軽くなるほか、市の窓口で受け取りを申請する手間が省けるという。
 同市市民課は「今後、関係医療機関や医師会と相談しながら、導入に向けて協議していきたい」としている。 (京都新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030908-00000082-kyt-l26