2003年09月08日(月) 18時15分

ビジネスマンも電子メール熟達…受信数増え、時間減る（読売新聞）

　ビジネスマンが受け取る電子メールの本数が着実に増える一方、返信などメール処理にあてる時間は短くなっていることが、民間調査会社のガートナージャパンが８日発表した調査で分かった。ガートナーは「情報伝達の中心手段になって受信数は増えたが、扱いに慣れて処理時間が減ったのだろう」と分析している。

　調査によると、パソコンで１日に受信するメールは、前年より４・３通多い６５・８通だった。これに対し、内容の確認や返信などメール処理に使う時間は０・７時間短い、３・８時間となった。

　このうち、社内からのメールは０・１通増の３５・２通とほぼ横ばいだったが、取引先など社外からは４・２通多い３０・６通に増えた。社内の事務連絡だけでなく、顧客との取引や情報収集に積極的に使われていることを示した。

　一方、パソコンのメールを使う人のうち、携帯電話のメールも使うと答えた人は約２割にとどまった。

　調査は２０歳代から６０歳代のビジネスマン約１５００人を対象に行い、５５７人から回答があった。（読売新聞）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030908-00000311-yom-bus_all