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岡山市は公文書の情報公開について、請求から開示までの一連の手続きをすべてホームページ（ＨＰ）上でできるようにする。市情報公開条例の改正案を８日、９月定例市議会に提案した。市によると、公開請求をＨＰで受け付ける自治体はあるが、開示もＨＰ上でする自治体は初めてという。１１月からの運用を目指す。
市の計画では、ＨＰで受け付けた情報公開請求は審査後、請求人に対して、開示、非開示、一部開示の決定を電子メールで通知するとともに、開示対象となった文書は６０日間、市のＨＰに掲載し、請求者以外の人も閲覧できるようにする。請求者の氏名など個人情報は公開しない。
対象は今年度以降に作成された文書で、だれでも、どこからでも公開請求できる。窓口での請求、開示ではコピー１枚につき１０円が必要だが、ＨＰ請求分については無料とする方針。
萩原誠司市長は「積極的に情報公開をするのが第一段階。それを、より利用しやすくするのが今の流れだ」と説明している。
(09/08 17:47)