2003年09月08日(月) 08時47分

［セキュリティ］コンピュータウイルス新種速報＜9月5日発表＞（ＢＣＮ）

【シマンテック】

◆「W97M.Plonky」（危険度＝1、米国時間9月4日発見）・・・Microsoft Word文書と標準テンプレートNormal.dotに増殖することで感染を広げるMicrosoft Wordマクロウイルス。コントロールツールボックスを利用不能にし、Visual Basicコードを編集できなくする。被害状況：低、ダメージ：低、感染力：低。
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◆「Trojan.Aduent」（危険度＝1、米国時間9月3日発見）・・・広告ソフトをインストールし、自分自身をInternet Explorerのプラグインとして設定するトロイの木馬。また、さまざまなフォルダにポルノ素材へのショートカットを作成する。被害状況：低、ダメージ：中、感染力：低。
詳細と対策

【トレンドマイクロ】

◆「WORM_PANOIL.C」（危険度＝低、米国時間9月4日発見）・・・ワームに分類される「トロイの木馬」型不正プログラム。Microsoft Outlookを利用して、自身のコピーを添付したメールをOutlookアドレス帳のあて先に送信する。感染報告：低、ダメージ度：高、感染力：高。対応パターンファイル：627。
詳細と対策

◆「WORM_PANOIL.B」（危険度＝低、米国時間9月4日発見）・・・ワームに分類される「トロイの木馬型」不正プログラム。Microsoft Outlookの機能を利用して自身のコピーをメールに添付し、拡張子HTM/HTMLのファイルより取得したメールアドレス宛てに送信して自己増殖するワーム活動を行う。感染報告：低、ダメージ度：高、感染力：高。対応パターンファイル：627。
詳細と対策

【日本ネットワークアソシエイツ】

◆「W32/Blurt@MM」（危険度＝企業ユーザー：低 [要注意] 、個人ユーザー：低 [要注意] 、米国時間9月4日発見）・・・種別：ウイルス。主な発病は、大量メール送信。Microsoft OutlookやInternet Relay Chatを介して繁殖する。セキュリティソフトウェアの終了、DoS（サービス拒否）攻撃、Webページの上書き、レジストリエディタとタスクマネージャの無効化などの発病ルーチンもある。対応定義ファイル：4284、対応エンジン：4.2.40以降。
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◆「W32/Neroma@MM」（危険度＝企業ユーザー：低 [要注意] 、個人ユーザー：低 [要注意] 、米国時間9月3日発見）・・・種別：ウイルス。主な発病は、大量メール送信。Visual Basicで作成されたワームで、Outlookのアドレス帳に登録されている宛先に自身を送信して繁殖する。対応定義ファイル：4253、対応エンジン：4.2.40以降。
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◆「MPB/Kynel」（危険度＝企業ユーザー：低、個人ユーザー：低、米国時間：8月27日発見）・・・種別：ウイルス。主な発病は、MapInfo Tablesに感染。MapInfo Tablesに感染することが判明した最初のウイルス。Excelマクロウイルスと同様に機能する。Excelマクロウイルスは、アプリケーションのstartupフォルダに実行可能コードを含むファイルを落とし込み、ワークスペースが新規作成されたり、変更されたりするたびに感染する。対応定義ファイル：4292、対応エンジン：4.1.60以降。
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◆「W32/Yodo.a@MM」（危険度＝企業ユーザー：低、個人ユーザー：低、米国時間8月26日発見）・・・種別：インターネットワーム。主な発病は、大量メール送信。電子メールワームで、MSVBで作成されている。自身のSMTPエンジンを使用して、感染したマシンから自身を送信する。対応定義ファイル：4289、対応エンジン：4.1.60以降。
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[BCN]（ＢＣＮ）

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