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2003年09月06日(土) 21時03分

子どもたちが食品開発 月末から順次販売−−福岡、熊本、大分の3県生協 /福岡毎日新聞

 ◇食べたい味やデザインなど決定
 子どもたちの主体性を育て食べ物の大切さを学んでもらおうと、生協連合会グリーンコープ連合(本部・福岡市)が福岡、大分、熊本3県の生協に5月、発足させた「商品開発子ども委員会」の食品が完成した。「食の安全」にこだわる生協の商品づくりに子どもたちがかかわるのは珍しく、今月末からの一部発売開始を前に話を聞いた。【荒木俊雄】
 子ども委員会はグリーンコープの子育て支援事業の一環で福岡・北九州(福岡市)▽おおいた(大分市)▽くまもと(熊本県菊陽町)の3生協に発足。各メンバーは小中学生10人前後で、食べたいと思う商品の味や歯ざわり、ネーミング、包装デザインなどの企画・製造・流通のひと通りを会議で話し合って決めた。
 福岡・北九州は天然果汁使用のこんにゃくゼリー「夢いっぱいゼリー」▽おおいたはバニラアイスをソーダシャーベットで包んだ「クリーミィーソーダアイス」▽くまもとはカレー味の「キッズピザ」を開発。アイスは今月末、残りは早ければ10月からグリーンコープの事業エリアである九州・西中国で販売される。
 子どもたちは活発な意見交換や原材料の選定などを通じ、積極性や食の安全などを学習。他方、生協の「不必要な添加物は使わない」との方針に反しない程度で安全な着色料を使うなど、少しでも商品をおいしく演出しようとする子どもたちの熱意に大人たちも学ぶところがあった。
 「共同作業の楽しさや難しさ、人への気配りなど他にもいろんなことを学んだはず。委員会の役目は終わったが、解散を名残惜しむ子が多い」とグリーンコープ。売れ行きなどをみて、新たな委員会の設置を検討するという。(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030906-00000003-mai-l40