2003年09月06日(土) 19時39分

有料サイト架空請求書に応じないで　県消費生活センターが注意呼びかけ　／富山（毎日新聞）

◇２日間で１９５件の相談殺到
　身に覚えがないのに、携帯電話などでつながる有料サイトの架空請求書が送り付けられた、という相談が５日、県消費生活センター（富山市湊入船町）に殺到。件数は１０２件にのぼった。４日にも同様の相談が９３件あり、同センターは、心当たりのない請求に応じないよう呼びかけている。
　同センターによると、８月１８〜２９日の２週間にも計２４９件が寄せられた。請求書はハガキで、債権回収を名乗る業者の名前と携帯電話の番号四つを記載。「利用料未納」として、都市銀行の口座への振り込みを要求し、連絡がない場合は自宅や勤め先に行くと脅す内容だった。請求額は８万〜二十数万円にも上り、相談者は２０歳代から７０歳代までの男性がほとんどだった。携帯電話やパソコンを持っていない人にも届いている。
　同センターは、複数の名簿が出回っている可能性を指摘。架空請求書を無視し、仮に督促を受けても支払わないことや、万一支払ってしまった場合は警察に被害届を出すように呼びかけている。　【広田正人】（毎日新聞）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030906-00000002-mai-l16