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2003年09月06日(土) 14時58分

“善意の”ハッカー逮捕へZDNet

 ここ2年ほど、広く報じられた一連のハッキングを自分がやったことだと公言している「ホームレスハッカー」ことエイドリアン・ラモ氏(22)が、自首に向けて米連邦捜査局(FBI)と交渉中だ。

 同氏によると、不特定の容疑に基づく同氏への刑事訴追をめぐって、同氏の弁護人がニューヨーク市の検事と話し合っている。同氏は9月5日、自分の居場所は伏せながらも電話取材に応じ、FBI捜査官が4日にカリフォルニア州サクラメントの両親宅に現れ、同氏の居場所を尋ねたと明らかにした。「FBIが私を捜していると聞いた。私自身はFBIと直接コンタクトは取っていない」と言う。

 ラモ氏は、その脆弱性実証行為とメディア報道、住所不定の根無し草的生き方から、ハッカーコミュニティではちょっとした伝説的人物。訴追内容がはっきり分かったら罪を認める意思を示している。「自首に同意する前に、何の罪を問われているのか知りたかった」と同氏。

 同氏は2002年2月のNew York Timesのコンピュータへの侵入のほか、2001年12月のMCI WorldCom、2001年10月のMicrosoft、2001年9月のYahoo!、2001年5月のExcite@Homeなどでのシステム侵入を、自分がやったことだと公言している。(ZDNet)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030906-00000004-zdn-sci