2003年09月05日(金) 11時26分

外為証拠金取引で詐欺か　福岡県警、業者を捜索（共同通信）

　外国為替証拠金取引の仲介業者「ファーストクラブ」福岡支店（福岡市天神）の社員らが、客から数億円の投資金を集めたまま行方が分からなくなり、福岡県警生活経済課が、同支店や関係者宅を詐欺容疑で家宅捜索していたことが５日、分かった。
　同課は数百人の顧客から投資金を集め、大部分をだまし取った可能性があるとみて、５月に家宅捜索を実施。押収した資料の分析など捜査を進めている。
　調べでは、同社は１９９０年に東京都世田谷区で設立され、２００１年５月に福岡支店を設置した。少額の証拠金を元に多額の外貨を売買する外国為替証拠金取引を営業内容としていた。社員は資産家を中心に「資金を増やしませんか」などと勧誘。１人当たり平均数百万円を顧客から集めていた。（共同通信）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030905-00000102-kyodo-soci