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2003年09月04日(木) 00時00分

『有料サイト利用料支払え』 『身に覚えない』 消費センターに相談相次ぐ 東京新聞

 「身に覚えのないインターネットサイトの利用料金を請求するはがきが届いた」と、県消費生活センターに相談が相次いでいる。同様の相談は昨年後半からあったが、今月一、二日で計二百五十六件と通常の倍以上に急増、「払ってしまった」という相談者もいるという。同センターでは「身に覚えのないものについては、無視してほしい」と緊急に注意を呼び掛けている。

 同センターによると、はがきの差出人は「債権回収事務局」と書かれ、「有料サイトの未納利用料金の債権譲渡を受けた」として、期限内に記載の携帯電話番号に連絡を求め、「連絡がなければ、担当回収員がご自宅に直接回収に伺います」「会社に伺い、給料差し押さえ手続きを行います」などと続く。

 消印は二種類でいずれも東京都内。前橋や高崎、太田市を中心に県内全域に送りつけられ、同じものが何度も届くケースもある。

 同センターは「これまでは二十−三十歳代中心に同様のケースがあったが、今回はパソコンや携帯メールを利用したことのない七十歳代にまで送られ、無差別」と悪質性を話す。

 連絡をしたある男性相談者は、男の声で「八万九千八百円を都内の銀行口座に振り込め」と指示され、「裁判所に訴える。ただではすまさない」「ぶっ殺すぞ」などと脅されたという。中には、現金を振り込んだ後に、さらに高額の請求を受けたという相談者もいるという。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/gnm/20030904/lcl_____gnm_____000.shtml