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2003年09月03日(水) 20時26分

検挙率27.8% 目立つ凶悪化−−今年1〜6月、刑法犯まとめ /長野毎日新聞

 ◇昨年同期比5.3ポイント上昇
 今年上半期(1〜6月)の県内の刑法犯の検挙率(認知件数に対する検挙件数の比率)は27・8%と前年同期に比べ5・3ポイント上昇していたことが、県警のまとめで分かった。取り締まりの強化などで認知件数が減る一方で検挙件数が増えた結果だが、殺人や強盗など罪種によっては増加している犯罪もあり、県警はさらに警戒を強めている。
 刑法犯の認知件数は1万4804件(前年同期比997件減、6・3%減)で、乗り物盗など窃盗犯が大幅に減少したことが主な要因。検挙件数は4121件(同561件増、15・8%増)だった。検挙人員2398人(同104人増、4・5%増)のうち、43・8%にあたる1051人を少年が占めていた。
 凶悪犯の認知件数では、殺人が8件(同4件増)、強盗が35件(同21件増)と増加が目立っている。特に強盗は昨年1年間の42件に上半期だけで迫る勢いで、県内でも路上強盗など都市型犯罪化が進んでいる実情をうかがわせている。
 また、県警が重点的に抑止策を実施している「街頭犯罪」(車上狙いや自販機荒らしなど14罪種)の認知件数は9258件(同1146件減、11%減)。下半期も、パチンコ店や大型店に防犯カメラ設置を呼びかけたり、民間警備会社へのパトロール委託を充実させるなど対策を強化している。【木村健二】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030903-00000003-mai-l20