2003年09月03日(水) 22時56分
SNAの8月搭乗率、宮崎線92.1%と最高 「他社より運賃に割安感」 /宮崎(毎日新聞)
スカイネットアジア航空(本社・宮崎市、SNA)は8月の搭乗率を発表した。同月就航の熊本線は55・8%と目標の68%に届かなかったが、宮崎線は92・1%と就航以来最高を記録した。SNAは「熊本線は航空券の発売が遅れ、認知度が今一つだった。宮崎線は繁忙期で、他社より運賃に割安感があったため」と分析している。
SNAによると、熊本線の航空券の発売開始は7月5日で、就航日まで1カ月弱しかなかった。また就航予定日の8月1日に機体が間に合わず、1日遅れのスタートとなるトラブルもあった。宮崎線は通常運賃の他社との差が1万円に広がり、「格安」をPRできたという。
一方、機材故障と機材納入の遅れによる欠航が宮崎、熊本両線で計32便もあったことから、「これまで以上にきっちり整備し、安全・定時運航に務めたい」としている。【入江直樹】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030903-00000006-mai-l45