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無登録で広告チラシを配布したとして、大阪府警は２日、大阪市旭区赤川２丁目、貸金業「タイガー」経営古味千昭容疑者（４１）ら３人を貸金業規制法違反（無登録業者の広告禁止）容疑で逮捕した。ヤミ金融対策として、改正貸金業規制法が１日に施行されてから初めての摘発。
ほかに逮捕されたのは同店従業員の竹中真宜（３２）＝同市中央区島之内２丁目＝と高須賀秀吉（２８）＝同＝の両容疑者。
生活安全特捜隊の調べでは、３人は知事の許可を得ずに貸金業を営み、２日午前１０時２５分ごろ、大阪市中央区千日前２丁目の路上に止めてあった自転車１０台の前かごに「お電話１本でアナタのお手元へ」などと書かれたチラシを配布した疑い。
南署員らがチラシを配布している高須賀容疑者を見つけた。古味容疑者らは「法律改正で、広告が違反になるのは知っていた」と供述しているという。
改正された貸金業規制法と出資法では、ヤミ金被害を早期に防ぐため、無登録業者の広告・勧誘を禁じた規定や罰則の強化が盛り込まれた。(09/03 01:23)