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2003年09月03日(水) 19時56分

覚えないネット料金請求 7、8月に急増 県警が注意呼びかけ /福井毎日新聞

 今春から県内で、身に覚えのないインターネットの利用料金などが「回収業者」を名乗る請求者から催促されるケースが急増している。料金を支払ったり、請求者に連絡したりすると新たな請求を受ける危険性もあり、県警生活保安課は「身に覚えのない請求は無視し、悩まずに警察に相談してほしい」と注意を呼びかけている。
 請求者は「業者から債権回収を依頼された」などとして、封書やはがき、電子メールなどで文書を送付してくる。インターネットの出会い系サイトなどの未納料金の振り込みを求め、「応じなければ担当員が自宅や勤務先へ回収に行く」と脅したり、電話連絡を求めたりする。過去に有料サイトを利用した経験のある人の中には、信用して振り込んでしまった例もあるという。
 生活保安課によると、同様のケースについての県警への相談は7月には246件、8月は180件(28日現在)で、4月の32件から急増。7、8月は全相談件数の約4割を占めた。
 同課は▽身に覚えのない請求は無視し、家族にも十分な説明をする▽電話がかかってきたら「関係ないから電話するな」と、き然とした態度で応対する▽相手の連絡先に電話しない▽自宅へ取り立てに来たら110番通報する——などの対応を呼びかけている。同課(0776・24・4194)や県警本部の相談窓口(0776・26・9110)で相談を受け付けている。
 【樋口岳大】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030903-00000001-mai-l18