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2003年09月03日(水) 08時34分

スーパーに栄養士 ジャスコ、健康志向受け本格配置へ朝日新聞

 大手スーパー「ジャスコ」を運営するイオンは、店舗への栄養士の配置を今秋から本格化させる方針を決めた。店舗内に常設コーナーを設けて、野菜や果物の調理法などを来店客に指南する。大手スーパーでは珍しい取り組みで、他社やコンビニエンスストアなどとの差別化を進める。「食の欧米化」で野菜摂取量が年々減少する中、野菜離れに歯止めをかけるのも狙い。企業イメージ向上策の一環でもある。

 栄養士の配置は2年前から、神奈川県と埼玉県の店舗で実験的に始めていた。野菜売り場の一角で毎週、旬の野菜をテーマに実演調理する。栄養面でも専門家としてアドバイスし、顧客の反応も良好という。

 生活習慣病予防の観点から、消費者の「健康な食生活」への関心は高まっている。米国では1日5皿以上の野菜と200グラム以上の果物を食べて健康増進を図る「ファイブ・ア・デイ」運動が盛んで、イオンはこの流れを受け、栄養士を配置するコーナーを「レッツ・ファイブ・ア・デイ」と名付ける。04年度は栄養士も新規採用で増員し、コーナーの常設店舗を20店舗に増やすなど、順次拡大していく方針だ。

(09/03 08:33)

http://www.asahi.com/business/update/0903/050.html