2003年09月03日(水) 09時03分

［セキュリティ］コンピュータウイルス新種速報＜9月2日発表＞（ＢＣＮ）

【シマンテック】

◆「W32.Blaster.F.Worm」（危険度＝2、米国時間9月1日発見）・・・TCPポート 135を使ってDCOM RPCの脆弱性を悪用するワーム。Windows 2000とWindows XP のみを標的とする。Enbiei.exeというファイルを、%WinDir%\system32ディレクトリにダウンロードし、実行しようとする。大量のメールを送信する機能はない。被害状況：低、ダメージ：中、感染力：高。
詳細と対策

【日本ネットワークアソシエイツ】

◆「W32/Lovsan.worm.f」（危険度＝企業ユーザー：低、個人ユーザー：低、米国時間9月1日発見）・・・種別：ウイルス。主な発病は、ウィンドウズの脆弱点を利用して繁殖。W32/Lovsan.wormの新たな亜種で、オリジナルの亜種と同様に機能する。対応定義ファイル：4283、対応エンジン：4.2.40以降。
詳細と対策

◆「PWS-Moneykeeper」（危険度＝企業ユーザー：低、個人ユーザー：低、米国時間8月29日発見）・・・種別：トロイの木馬。主な発病は、Webmoneyとシステムのパスワードを詐取。Windows環境で機能するトロイの木馬で、パスワードの詐取やキーロギングに使用される。感染したコンピュータからWebmoneyとシステムのパスワードを詐取して、作成者に送信する。対応定義ファイル：4291、対応エンジン：4.1.60以降。
詳細と対策

◆「W32/Gaobot.worm.z」（危険度＝企業ユーザー：低、個人ユーザー：低。米国時間8月31日発見）・・・種別：ウイルス。主な発病は、ウィンドウズの脆弱点を利用して繁殖。実行されると、%SysDir%ディレクトリに「SVCHOS1.EXE」、「RPCFIX.EXE」のファイル名で自身をコピーする。対応定義ファイル：4283、対応エンジン：4.1.60以降。
詳細と対策

［製品・企業特集、イベント・セミナー・人事情報、調査データ集などWebBCNに掲載。過去記事検索も可能です］
http://www.computernews.com/
［ニュースメールのお申込はこちら］
https://www.computernews.com/newsmail/NonNewsmail_sub.htm

[BCN]（ＢＣＮ）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030903-00000001-bcn-sci