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2003年09月02日(火) 00時00分

秋田市/住基カード1週間で142枚発行朝日新聞・

発行142枚「意外に好調」

自動交付機は不人気

 住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)の2次稼働から1週間。秋田市の住基カードの発行枚数は1日までに142枚に上り、「思ったより好調」(市民課)な滑り出しとなった。一方、これとは別に、同市が独自に作った「あきた市民カード」を使って住民票の写しなどを発行する自動交付機は、設置から1カ月間で、1日平均15件の利用と低迷している。

 同市によると、住基カードの発行は、初日の25日が32枚、26日36枚、27日18枚、28日17枚、29日22枚、1日17枚。多くは高齢者で「身分証明書代わりに求める人が多いようだ」という。住民票の写しの広域交付の申請も13件あった。同市は2次稼働に先立ちカードを3千枚用意したが、「1カ月経過した時点で、足りないようであれば、追加注文する」としている。

 一方、自動交付機の利用は、1カ月で住民票の写しが157枚、印鑑登録証明書が248枚。市役所や支所の窓口での住民票の写し発行は1日450件前後に上るのとは対照的で、特に「閉庁日も利用できる」とPRしていた土日に限れば、1日1〜2件に過ぎない。

 自動交付機の利用に必要な「あきた市民カード」は6月から無料で発行しているが、発行枚数は22日現在約3200枚にとどまっている。同市は利用促進のため、現在、午後7時までの自動交付機の稼働時間を「1〜2時間延長することも検討したい」としている。(9/2)

http://mytown.asahi.com/akita/news02.asp?kiji=4975