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2003年09月02日(火) 00時00分

災害時にメール、電話で学生らの安否確認 中部大がシステム運用訓練 東京新聞

 中部大(春日井市松本町)は「防災の日」の一日、東海地震などの大規模災害に備え、災害発生時に電子メールと電話を利用して学生や教職員の安否を確認するシステムの運用訓練をした。学生と教職員計約千八百人を対象に実施し、四時間でほぼ五割を確認した。

 このシステムは、NTT西日本が開発。大学は学生の四割近くが東海地震の強化指定地域に住んでいるため、導入した。学生、教職員の自宅と携帯の電話番号、パソコンと携帯電話の電子メールアドレスをシステムに登録。災害発生時に稼働させれば、その電話番号やメールアドレスに発信し、安否を集計する。

 電話の場合、音声ガイダンスにそってボタンを操作し返答する。自宅につながらない場合は自動的に携帯電話に切り替わる。メールには大学側が設定した安否確認用のホームページアドレスが載っており、そこにアクセスして回答する。

 登録したのは、学生約八千五百人、教職員約四百八十人。この日はうち計千八百十六人を対象に訓練をした。正午前に職員がシステムを起動させ=写真、午後四時の段階で八百八十三人から返答があった。

 大学は「学生らにはこのシステムの利用方法をさらに知らせるとともに、防災意識高揚にも努めたい」と話している。

  (藤沢 有哉)


http://www.tokyo-np.co.jp/00/ach/20030902/lcl_____ach_____009.shtml