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宜野湾署は１日、インターネットの検索エンジンに顧客のホームページを格安で登録するとして、東京、神奈川などの会社や経営者ら７人から、登録料の名目で合計６２万円余りをだまし取ったとして、詐欺の容疑で宜野湾市の３７歳の自営業の男を逮捕した。同署によると、被害者は全国２５都道府県で数百人、被害総額は３０００万円に上るとみられ、余罪について、同容疑者を追及している。
同容疑者は金を取ったことは認めているが、「今から手続きをやるところだった」などと話し、犯意を否定している。
同容疑者は宜野湾市内でダイレクトメールを配信する有限会社を経営。国内の検索エンジン提供会社にホームページを通常の料金よりも安い料金で登録するとのダイレクトメールを電子メールで全国に配信。
通常、１５万円ほどかかり、審査が必要な登録を７万から１０万円で代行し、確実に登録することなどをうたって顧客を集めた。２００２年７月から０３年３月にかけて全国の登録希望者から同容疑者の県内にある金融機関の口座に代金を入金させていた。
ことし４月、被害者からの訴えで宜野湾署が捜査を進めていた。
http://www.ryukyushimpo.co.jp/news01/2003/2003_09/030902ed.html