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熊本市の市営熊本競輪場で８月３１日、レース開始５分前に車券発売を締め切った後も自動券売機が停止しないトラブルがあり、５周を走るレースのうち先頭選手が２周目に入ったころまで車券を販売していたことが分かった。締め切り後に売られた車券は総額１２９万３４００円（１票１００円）で、当たり車券の配当金は熊本市が支払う。
同競輪場によると、トラブルがあったのは青森競輪場で行われた青森記念第１１レース。熊本競輪場の最終第１０レースが終わった後の午後３時５０分、券売機を場外車券用に切り替える際に、コンピューター故障で操作できなくなった。自動券売機１４台は停止せず、職員が電源を抜いて止めた。
締め切り後に発売された車券は東京の車両情報センターの集計に入らず払い戻し対象にならないため、熊本市が支払うことにした。
同競輪場は１日以降、通常通りの営業を続けているが、券売機は正常に動いているという。
(09/02 18:14)