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2003年09月02日(火) 05時41分

ダイヤル接続が切断不能 「ブラスター」影響で被害急増産経新聞

 NTT東日本と西日本は2日、新種のコンピューターウイルス「ブラスター」の影響で、インターネットのダイヤルアップ接続が切断できなくなる障害が、全国で急増していると発表、利用者に注意を呼び掛けた。

 ダイヤルアップ接続の利用者は、全国で1968万人(総務省調べ、7月末時点)。このうち一定時間データのやりとりがなければ接続が切れる「自動切断」を設定している人が、被害を受けている。

 パソコンがブラスターやその亜種に感染すると、設定時間が過ぎても回線が接続されたままになる。感染していなくても、ネットを通じウイルスの攻撃を受け回線が切れなくなることもあるという。

 NTT東西は、連続15時間以上接続している顧客に対し、不注意による長時間接続の可能性があるため、電話で注意喚起するサービスを行っている。8月20日ごろからこうしたケースが、全国で通常の約3倍の1日4000件以上に急増。調査した結果、新種ウイルスが原因と分かった。

 対策としては(1)自動切断から手動切断に設定を切り替え、毎回自分で接続を切る(2)ブラスターなどのウイルス対策を早急に施す−などの対処を勧めている。

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http://www.sankei.co.jp/news/030902/0902sha065.htm