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コンビニエンスストアなどで使えるプリペイドカード「クオ・カード」の偽造カードを持っていたとして警視庁は、東京都渋谷区円山町、会社員山下徹容疑者（４４）ら２人を不正電磁的記録カード所持などの疑いで逮捕した。
碑文谷署の調べでは、２人は８月１０日午前０時１５分ごろ、東京都目黒区のファミリーマートで、額面１万円の偽造カードを使って栄養ドリンクなど約５０００円分の商品を買おうとした疑い。２人は現行犯逮捕されたが、約２００枚の偽造カードを持ち、関係先からほかに約１０００枚見つかった。同署は背後に偽造グループがあるとみている。
クオ・カードは「クオカード」（東京都新宿区）発行で、コンビニエンスストアやガソリンスタンドなどで使える。同社は７月、偽造カードが全国で出回り、約３０００の加盟店で約６０００万円の被害が出ている、として同庁に被害届を出していた。
同社によると、偽造券は本物に比べて表面の色が薄く、絵柄にもずれがあるという。(08/29 01:13)