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アナログとデジタルの両方式で行っているＢＳ放送のうち、アナログ放送の一部のチャンネルが０７年に打ち切られることに伴って生まれる周波数の空き帯域をどう使うかを話し合う総務省の検討会が２９日開かれた。
ＮＨＫの出席者は「ＢＳデジタル放送の普及でＮＨＫは先導的な役割を果たしてきたが、現在の割り当て帯域ではデジタルの特性を十分に生かしたサービス提供に限界がある」とし、（１）ＮＨＫ・ＢＳ第１、第２チャンネルの画質向上（２）データ放送の充実（３）降雨で見えにくくなる弱点の改善のために、空き帯域を取得できるよう表明した。
一方、ＢＳで有料放送をしているＷＯＷＯＷも、蓄積機能付き受信機向けに、視聴者が見たい番組をいつでも見られる次世代サービスのためにさらなる帯域を求めた。
検討会は１１月にも結論を出す。(08/29 22:27)