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2003年08月29日(金) 14時39分

ネット上の「地域コミュニティ」、若い世代の方が参加に積極的japan.internet.com

インターネットコム株式会社 と 株式会社インフォプラント が行ったインターネットユーザーに対する調査によると、インターネット(掲示板やメーリングリスト)を利用して、居住地域についての情報交換や意見交換を行う「地域コミュニティ」への積極的な参加意向は約2割。50代以上のシニア層よりも20代から40代の層の方が積極的な参加意向を示している。

この調査は20代以上のインターネットユーザー300人を対象にインターネットアンケートを行ったもの。「20代〜40代」と「50代以上」の2セグメントを150名ずつとして、各セグメントでの集計も行った。

まず現在、一般参加者が発言・交流できる掲示板やメーリングリストなど、ネット上の「コミュニティ」に参加(週1回以上のペースで閲覧・発言)しているかどうかを聞いてみた。全体集計では「参加している」ユーザーが38%。セグメント別集計を見ると、20代〜40代層では半数が参加しているが、50代以上のシニア層では「4人に1人」程度の参加率にとどまる。

参加しているコミュニティのジャンルでは、趣味に関するもののほか、友人・知人が主宰するもの、地域情報、子育て/教育などが続く。セグメント別集計ではシニア層で「同年代」コミュニティの利用が上位にランクインした他は、大きな特徴は見られなかった。

ネット上のコミュニティに参加していないユーザーにその理由を尋ねたところ、「トラブルに巻き込まれるのが怖い」「知らない人と交流したいと思わない」と、ネット上でのコミュニケーションそのものに対する不安や不信が強い。特に50代以上のシニア層ではその傾向が顕著に表れている。

ではネット上の「地域コミュニティ」について、その利用意向はどうか。居住地域に関する情報交換や意見交換、地域イベントの企画などを行うようなネット上の「地域コミュニティ」について、「現在参加している」ユーザーは2%。「ぜひ参加してみたい」は16%で、「興味はある」程度のユーザーが55%と過半数を占めた。この回答には現段階で「地域コミュニティ」の具体的な内容や活動がイメージできないため、とりあえず様子見という判断もあるものと思われる。

年齢セグメント別集計では、シニア層よりも20〜40代層の方が「地域コミュニティ」への参加意向や興味が強いことがわかる。シニア層が消極的である理由を推察すると、前述の“ネット上のコミュニケーションに対する不安・不信”の他にも「住んでいる地域ゆえに本当のことが言いにくい状況というのがあるのでは(主婦/50歳)」「地域であるがゆえの問題も起こりうるので、発言者を特定されないシステムを希望したい(専業主婦/50歳)」など、リアルなコミュニティとの“軋轢”を生むことへの不安が大きいものと思われる。情報交換程度ならばともかく、意見交換となると心理的なハードルが大きい。

なお「地域コミュニティ」上で地域の課題に関する意見交換・募集の場を設けることが「地域の活性化」に役立つと思うか? という問いでは、「非常にそう思う」13%、「そう思う」68%となっており、年齢層に関わらず期待度は高い。

時間や場所に関係なく意見交換ができたり、必要ならば匿名で発言でできるなどのネットの特性を活かしつつも、イベントなどを盛り込むことでリアルなコミュニティとの接点も増やし、幅広い層の参加や協力を取り込んでいく——。地域活性化のための「地域コミュニティ」利用は、なかなか難易度が高そうだ。(
調査協力: 株式会社インフォプラント

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