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2003年08月28日(木) 21時18分

県内水稲生育状況 10年ぶり「やや不良」 低温、日照不足など原因 /広島毎日新聞

 県内産水稲の生育状況(15日現在)について、10年ぶりに「やや不良」の低い評価としたことを、中国四国農政局広島統計・情報センターが27日発表した。93年は冷害と長雨で戦後最低の収穫量を記録したが、同センターは「6月まではある程度天候に恵まれており、93年ほどの被害は出ないだろう」としている。 【小山内恵美子】
 6月中旬以降の気温が平年に比べて低く、日照時間も少なかったのが原因。
 生育状況は、同センターが県内約900の水田の水稲の草丈や茎数、病害虫の被害状況などを調査し、6月から毎月1回発表している。生育状況は「良」「やや良」「平年並み」「やや不良」「不良」の5段階で評価され、県北部では「やや不良」、県南部では「平年並み」となった。
 草丈の長さは、県北部で「短い」、県南部で「やや短い」。穂の数を決める茎数は、県北部で「やや少ない」、県南部で「平年並み」。多雨、日照不足により、いもち病や害虫・コブノメイガの発生が見られたが、他の病害虫はなかった。
 また、稲先から穂が出た割合(面積)が約半数を超えた期日を示す「出穂最盛期」は、県北部で平年より4日遅い今月7日だった。県南部では、通常出穂最盛期を迎える今月15日には、約37%しか出穂していなかった。
 出穂最盛期から約40日間が出来高を大きく左右する。9月に入ると、もみの数や成熟度合いなどを調べることができ、同センターは「9月に入れば、もみの数や成熟度合いが把握できるが、今の段階では未確定要素が大きい。今後の天候次第で、平年並みの収穫量を確保できる可能性もある」としている。(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030828-00000001-mai-l34