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2003年08月27日(水) 19時33分

30品目に違反成分 中国産など輸入品に多く−−都健康局が食品衛生検査 /東京毎日新聞

 ◇食中毒の未然防止で
 食中毒の未然防止など夏の食品衛生対策を進めている都健康局は6〜8月、飲食店や市場、スーパーなど食品関連施設延べ約14万軒に立ち入り調査を実施した。その際、約2万4000品目を抜き取り調査した結果、30品目で食品衛生法に違反する添加物や大腸菌などが検出された。
 調査対象となったのは、飲食店やそうざい店、病院や学校の給食施設、スーパー、市場など。輸入品では、中国産のうなぎのかば焼きから抗菌性物質、中国産ストローとハンガリー産はちみつの容器からは基準を超える鉛がそれぞれ検出された。国産品でも、しらす干しから過酸化水素(漂白剤)、スーパーの牛乳やアイスクリーム店のソフトクリームから大腸菌が検出された。
 一方、立ち入り調査で、手洗いが不十分だったり、食品を不衛生な取り扱いなどをしていた4042施設について、都食品製造業等取締条例に基づく改善を指導。また、人によってはアレルギー症状を起こす卵、小麦など「特定原材料」を表示していなかった菓子製造業、弁当店など101施設に食品衛生法などに基づく注意指導をした。
 健康局食品監視課は「抜き取り調査の違反率は0・1%で昨年と同じだったが、中国産などの輸入品に違反成分が目立った」と話している。【大坪信剛】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030827-00000005-mai-l13