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2003年08月26日(火) 21時03分

住基ネット本格稼働 上富田町、本宮町でトラブル センターへの接続遅れる/和歌山毎日新聞

 住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)が本格稼働した25日、県内各自治体でも住民票の写しを取得できるサービスなどが始まった。上富田、本宮両町ではネットを運用する総務省の外郭団体「地方自治情報センター」のデータベースに接続できないトラブルが発生。また、市民団体は「住基ネットはプライバシー権の侵害」と主張して住民基本台帳カード(住基カード)を買わないよう呼びかけた。
 県市町村課によると、上富田、本宮両町の接続トラブルは、ともに町外に住む人が住民票の交付を受けようとした際に起きた。「回線が込み合っているので、住所などの情報を加えて接続するように」と県が助言し、順に約10分後、約1時間後には接続できたという。
 和歌山市ではこの日、33人が住基カード(500円)交付を申請し、うち26人が即日交付を受けた。市は本格稼働に合わせ、カード4000枚を準備し、カード発行に携わるアルバイト職員1人を新たに雇用した。
◇市民団体が反対のビラ配り−−JR和歌山駅前
 一方、住基ネットに反対する市民らでつくる「住基ネット差し止め訴訟をすすめる和歌山の会」(会員109人)の会員8人が同日、和歌山市のJR和歌山駅前でビラを配り、住基カードの交付を受けないよう呼びかけた。
 同会の33人は今月1日、住基ネットが憲法に定められた人格権やプライバシー権に反するとして、国や県などに運用差し止めなどを求め、和歌山地裁に提訴した。(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030826-00000001-mai-l30