2003年08月26日(火) 19時41分

住基ネット本格稼働　福光町で「子どもの成長記録」アクセスサービス始まる　／富山（毎日新聞）

　住民基本台帳ネットワークシステムが本格稼働した２５日、県内ではトラブルなくスタートした。県内で唯一、独自の取り組みを導入した福光町では、児童館のパソコンと住基カードをつなぐ「子どもの成長記録」アクセスサービスが始まった。
　町のホームページにある「思い出ねっと　ふくみつ」に町内の児童、生徒らが持ち寄った工作や絵などを電子写真にして永久保存し、ホームページの「わたしの思い出」を開けば自分だけの「作品集」が大人になっても楽しめる仕組み。
　児童館によると、この日までに町内の０歳から中学３年生まで約８０人分の作品などが持ち込まれ、計約２４０枚の写真が保存された。この日は午後５時の閉館までに約２０人の親子連れが訪れ、「わたしの思い出」にアクセスした。同町は「今後は作品だけでなく、子どもが初めて歩いた瞬間や入園、入学時の様子を撮影した写真を登録してもらうなど、文字通りの成長記録として活用してほしい」と話している。　【広田正人、藤原崇志】（毎日新聞）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030826-00000001-mai-l16