2003年08月26日(火) 00時00分

県、「食の安全」基本方針決定（朝日新聞・）

　　県は２５日、「県食の安全・安心に関する基本方針」を決めた。消費者などの視点を重視し、県民に食への理解を深めてもらうことなどを柱とする六つの取り組みからなる。来年２月までに具体的な計画をつくり、来年度予算に盛り込む方針だ。

　　基本方針は、消費者、協働、環境の三つの視点を重視するとした。県は生産から加工、流通、消費それぞれの段階で、安全を確保するための手を打つなど、行政、生産者、事業者の責務と消費者の役割を定めた。安全で環境に影響が少ない県産食品の生産・加工や、検査・監視の強化などにも取り組む。

　　食品の不正表示など、全国で食品への信頼を失わせる出来事が相次いだことから、今年２月の県議会で、「食の安全安心委員会」を設ける条例が出来た。県が基本方針作りを委員会に諮り、７月に答申を受けた。


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http://mytown.asahi.com/iwate/news02.asp?kiji=4216