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2003年08月26日(火) 21時52分

住基ネット 初日からトラブル 職員ら対応に追われる−−高知市 /高知毎日新聞

 住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)が25日、県内の市町村でも本格稼働した。多くの自治体では特に混乱はなかったが、高知市では、午前中から接続トラブルが起きるなど、職員は対応に追われていた。
 高知市では、午前9時過ぎに市役所を訪れた県外の男性から住民票交付の申請があったたため、住基ネットを稼働させようとしたが、アクセスができなかった。市によると、本人確認をするため、総務省の外郭団体「地方自治情報センター」の個人情報データベースに接続しようとしたところ、全国からアクセスが集中したため利用できなくなったらしく、市のサーバーに問題はないという。
 市役所1階に設けられた中央窓口センターでは、職員が国や関係機関に電話をしたり、サーバーの様子を確認するなどして原因追及と復旧作業を行った。その後、回線は復旧し、男性の住民票交付は約1時間半遅れの同10時半ごろに完了し、午後再び訪れた男性に渡された。
 一方、同市にはこの日、住民票交付に3人、住民基本台帳カードの申請に12人が訪れたが、住基ネットの仕組みを知らない人も多く、カードの申請に来た市内の男性(72)は「申請したらすぐにもらえると思っていたが、日数がかかると言われて驚いた」と話していた。 【小川信】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030826-00000001-mai-l39