2003年08月22日(金) 08時49分

［セキュリティ］コンピュータウイルス新種速報＜8月21日発表＞（ＢＣＮ）

【シマンテック】

◆「W32.Panol@mm」（危険度＝2、米国時間8月20日発見）・・・Microsoft Outlookを使って、Outlookのアドレス帳に登録されているすべての連絡先に自分自身を送信する大量メール送信ワーム。被害状況：低、ダメージ：低、感染力：高。
詳細と対策

◆「W32.Miniman@mm」（危険度＝2、米国時間8月20日発見）・・・Microsoft Outlookのアドレス帳に登録されているすべてのメールアドレスに自分自身を送信する大量メール送信ワーム。被害状況：低、ダメージ：低、感染力：高。
詳細と対策

◆「W32.HLLW.Aritim」（危険度＝1、米国時間8月19日発見）・・・プロセスを挿入する能力をもち、ファイル共有ネットワークを介して感染を広げようとするワーム。被害状況：低、ダメージ：低、感染力：中。
詳細と対策

◆「W32.HLLW.Yodo」（危険度＝1、米国時間8月19日発見）・・・KaZaAファイル共有ネットワークを介して感染を広げるワーム。自分自身をC:\Windows\System32\Updater.exeとしてコピーする。被害状況：低、ダメージ：低、感染力：中。
詳細と対策

◆「W32.Pandem.B.Worm」（危険度＝2、米国時間8月19日発見）・・・Microsoft Outlookのアドレス帳に登録されている連絡先に電子メールを使って自分自身を送信する。ファイル共有アプリケーションまたはICQがインストールされている場合、自分自身をそれらのプログラムの標準の共有フォルダに置くことで感染を広げる。DCCを使用し、IRCを介して自分自身を送信する。ホストに感染後、自分自身の作者に通知を行い、ポート61282で接続を待機する。被害状況：低、ダメージ：中、感染力：高。
詳細と対策

◆「Downloader.Dluca」（危険度＝1、米国時間8月19日発見）・・・ファイルをダウンロードするトロイの木馬。感染先コンピュータの情報を特定のWebサイトに送信し、Windowsのデスクトップにショートカットを作成する。被害状況：低、ダメージ：低、感染力：低。
詳細と対策

◆「W32.Dinkdink.Worm」（危険度＝1、米国時間8月18日発見）・・・TCPポート135を使ってDCOM RPCの脆弱性を悪用する。自分自身をダウンロードする固定サーバーを使用し、2段階で感染を広げる。被害状況：低、ダメージ：低、感染力：低。
詳細と対策

【日本ネットワークアソシエイツ】

◆「Keylog-Keylf」（危険度＝企業ユーザー：低、個人ユーザー：低、米国時間8月20日発見）・・・種別：トロイの木馬。主な発病は、キーロギング。キーロガーのトロイの木馬で、キー入力をすべてログファイルに保存し、SMTPメールでこのログファイルを送信する。対応定義ファイル：4289、対応エンジン：4.1.60以降。
詳細と対策

［製品・企業特集、イベント・セミナー・人事情報、調査データ集などWebBCNに掲載。過去記事検索も可能です］
http://www.computernews.com/
［ニュースメールのお申込はこちら］
https://www.computernews.com/newsmail/NonNewsmail_sub.htm

[BCN]（ＢＣＮ）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030822-00000001-bcn-sci