2003年08月21日(木) 00時00分

ＭＳ『ブラスター』対策 ＣＤ２０万枚無償配布 （東京新聞）

　マイクロソフト（ＭＳ）は二十日、同社のパソコン向け基本ソフト（ＯＳ）の弱点を狙った新種コンピューターウイルス「ブラスター」やその亜種「ＭＳブラストＤ」への対策を発表した。ＯＳの「ウィンドウズＸＰ」などの欠陥修正プログラムやウイルス駆除ソフトを収容した緊急対策用ＣＤ約二十万枚を、早ければ今週末から無償で配布する。また二十四日までの間は、利用者からの電話の問い合わせに二十四時間応じるサポート態勢を敷く。

　対策ＣＤは、ウイルス対策が遅れがちな家庭の利用者向けで、パソコンショップの店頭などで配布する予定。ウイルスに一度感染してしまうと再起動を繰り返すなど、インターネットへの接続が難しくなり、ネット上で公開されている修正プログラムや駆除ソフトをダウンロードできないケースが多いための措置。

　電話による相談窓口は同社のセキュリティー情報センター＝電０１２０（６９）０１９６。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/kei/20030821/mng_____kei_____001.shtml