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2003年08月21日(木) 14時19分

仙台市民税データ紛失 業者に1100万円賠償請求へ河北新報

 仙台市から市民税データの電算入力を委託された業者が2月にデータの一部を紛失した問題で、市は21日、契約で禁じられていた再委託を行い、紛失を招いた東北電子計算センター(TEC、本社仙台市)に、約1100万円の損害賠償を請求する方針を固めた。22日にも同社に対し正式な請求手続きを取る。

 請求額の内訳はほとんどが人件費で、紛失原因の究明調査に要した経費や、紛失発覚による契約打ち切りで、本来TECが行うはずだった残りのデータ入力作業を市職員が行ったことに伴う経費など。慰謝料については、紛失による市の信用低下などの影響を金額に換算するのは困難と判断し、請求に含めなかった。

 紛失したデータはTECから大館市の業者、さらに八戸市と札幌市の業者に委託が繰り返され、八戸—札幌間の運搬途中に紛失した可能性が高い。市は(1)TECが契約違反の再委託を行ったことが紛失の原因(2)市の業務委託契約の相手はTEC1社だけ—という点を踏まえ、請求先をTEC1社に絞った。

 さらに、市はTECに対し、紛失被害者の企業や個人から今後、市に損害賠償請求があった場合、市がTECにその分を追加請求する方針も伝える。

 紛失したのは、2003年度の市民税課税額を算定するため、市が市内の事業所などから提出を受けた従業員の給与支払報告書。延べ130万人分の電算入力業務を委託されたTECが契約違反の再委託を行った過程で、37事業所、計574人分の報告書がなくなった。市は3月、TECを2年間の指名停止処分にした。
[河北新報 2003年08月21日](河北新報)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030821-00000017-khk-toh