悪のニュース記事

悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。

また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。

記事登録
2003年08月21日(木) 00時00分

ハイテク犯罪相談2.1倍に増 前年同期比 東京新聞

 今年一−六月までの上半期に全国の警察が受理したハイテク犯罪についての相談件数が、前年同期に比べて約二・一倍の一万九千九十七件と急増していることが二十一日、警察庁のまとめで分かった。

 中でも、利用した覚えのない有料コンテンツの料金をメールで請求したり、通信販売のホームページで代金を振り込んだのに商品が送られてこないなど、詐欺・悪質商法についての相談が八千七百七十六件(前年同期千三百三十一件)と約六・六倍に増えた。

 銀行口座の販売を宣伝するメールや薬物を販売するサイトなど、違法・有害情報についての相談は二千六百五件(同千百七十六件)と約二・二倍に。インターネットオークションでは二千三百九件(同千四百九十五件)と一・五倍に膨らんだ。

 一方、ハイテク犯罪の摘発件数は五百三十二件と、前年同期に比べ四十四件(約9%)増加。このうちインターネットなどネットワーク利用犯罪が四百六十八件で、全体の九割近くを占めた。出会い系サイトによる児童買春・ポルノ禁止法違反百六十件(同百七十八件)、青少年保護育成条例違反四十九件(同二十五件)、電子掲示板での名誉棄損二十六件(同十三件)−など。

 他人のホームページを書き換えたり、他人の銀行口座から預金を引き出したりする不正アクセス事件の認知件数は、前年同期に比べて二十件増え、百十四件だった。

 このうち摘発件数は八十四件で、摘発者数は延べ三十七人。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20030821/eve_____sya_____003.shtml