2003年08月21日(木) 10時17分

ハイテク犯相談件数が倍増　詐欺商法は６・６倍（共同通信）

　今年１−６月の上半期に警察に寄せられたハイテク犯罪に関する相談は１万９０９７件に上り、前年同期の９０９２件から２倍以上に増えたことが２１日、警察庁のまとめで分かった。
　中でも「使った覚えのないインターネット・コンテンツの利用料を請求された」など詐欺・悪質商法に関する相談が８７７６件と一番多く、前年同期の６．６倍に達した。
　次いで「違法な薬物を販売するサイトがある」などの違法・有害情報に関する相談が２６０５件で約２．２倍になった。
　一方、上半期に警察が摘発したハイテク犯罪は計５３２件（前年同期比約９％増）。ネットワークを利用した犯罪が４６８件と全体の８８％を占め、この中では出会い系サイトを利用した児童買春が１０５件で最も多かった。
　また不正アクセス禁止法違反事件の摘発は３３件で前年同期より６件増加。このうち３２件は盗んだパスワードを悪用した事件だった。（共同通信）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030821-00000052-kyodo-soci