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2003年08月19日(火) 00時00分

住基ネット「支障ない」/名古屋市朝日新聞・

問題あれば「切断も」



  名古屋市の松原武久市長は18日の定例記者会見で、25日から本格稼働する住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)について、庁内LANへのコンピューターウイルスの侵入による問題はないとして、「支障なく稼働を迎えられる」と述べた。庁内LANと住基ネットは接続している。

  ただ、監査法人に依頼している庁内LANとインターネットとの接続に関する安全性診断で、重大な問題が見つかれば「一時的に切断もあり得る」とした。

  また、2次稼働を前に全国の自治体の足並みがばらついている状況には「極めて良くない。最後は自治体の責任のようになるから、ごたごたする。国がきちんとやらないといけない」と、不満を漏らした。

  一方、インターネットを利用した「電子市役所」の進展に向けて、「個人情報に関する安全性がさらに大切になる」との認識を示し、個人情報保護条例とは別に電子情報の取り扱いについて、条例か要項などの制定を目指す考えを明らかにした。住基ネットも視野に、専門家による会議を早急に立ち上げたいとしている。


パソコン3台がウイルス感染源 要領外接続で拡大


  名古屋市の庁内LAN(構内情報通信網)につながっているパソコンがコンピューターウイルスに感染した問題で、1台とされていた感染源は、3台だったことが18日わかった。

  いずれもPHSや電話線を使った接続のため、LANへの外部からの不正侵入を防ぐファイアーウオールなどを経由しておらず、感染が広がったという。こうした接続方法は、市の要領から外れていたという。

(8/19近郊知多版、名古屋版)(8/19)

http://mytown.asahi.com/aichi/news02.asp?kiji=7776