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2003年08月18日(月) 09時51分

ワーム対策でWindows Updateのアドレス変更ZDNet

 MSBlastの進攻を食い止める試みの一環として、Microsoftは同ワームが攻撃を仕掛ける先のWindows Updateサービス用のアドレスを消滅させた。

 このワームは、問題のアドレスに対してのみ攻撃を仕掛けるようプログラミングされており、そのリダイレクト先のサイトは攻撃対象としない。Microsoft広報担当のショーン・サンドウォール氏は、「攻撃をかわす戦略の一つとしてWindowsupdate.comのサイトを消滅させた。これをアクティブサイトとして復旧させる計画はない」と説明している。

 同社は8月14日、DNSサーバでWindowsupdate.comに対応しているインターネットアドレスを変更した。事情通によると新アドレスはMicrosoftのほかのサーバと同一ネットワーク上になく、同社のサーバとWindowsupdate.comに対する攻撃とを分離している。15日朝までに、Windowsupdate.com用のインターネットアドレスはもはやDNSデータベースに存在していない。

 サンドウォール氏は、Windows UpdateサービスはWindowsupdate.comと結びついてはおらず、同サービスは機能していると強調した。MSBlastはそれぞれのタイムゾーンの15日24時に攻撃を開始するようプログラミングされている。

 MicrosoftはこのようにMSBlast対策を施してはいるが、14日午後、Microsoft.comのサイトで別のサービス拒否(DoS)攻撃に遭い、米太平洋時間14日午後9時から4時間ほどにわたり、Microsoft.comは全般的にアクセス困難となった。同社は攻撃元は特定していないが、これはMSBlastとは無関係のDoS攻撃によるものだとしている。(ZDNet)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030818-00000056-zdn-sci