2003年08月16日(土) 19時15分

新種ウイルス「Ｂｌａｓｔｅｒ」被害、下郷町と昭和村で　／福島（毎日新聞）

　マイクロソフトの基本ソフト（ＯＳ）、「ウィンドウズ２０００」や「同ＸＰ」を攻撃する新種のコンピューターウイルス「Ｂｌａｓｔｅｒ（ブラスター）」＝別名ＬｏｖＳａｎ（ラブサン）＝の被害が世界的に広がっている問題で、県内では下郷町と昭和村のパソコンが被害を受けていたことが、１５日までの県のまとめで分かった。いずれも感染対策ソフトでウィルスを駆除したほか、住民基本台帳ネットワークシステム（住基ネット）や庁内システムへの影響はなかったという。
　下郷町企画観光課によると、庁内システムからは独立したウィンドウズＸＰ使用のパソコン２台で１４日夕、ウィルスの感染が確認され、同日中に駆除ツールを使って対応した。また、昭和村総務課によると、同村公民館に配置された同ＸＰ使用のパソコン１台で１２日、ウィルス感染が認められ、１３日に駆除した。それぞれ、同ＸＰをアップデート（ソフトを最新版に更新）して弱点を修正する再発防止策を講じた。【岩佐淳士】（毎日新聞）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030816-00000005-mai-l07