2003年08月15日(金) 21時46分

ＪＣＢ、６９２３人分顧客情報入りフロッピーを紛失（読売新聞）

　大手信販会社ＪＣＢは１５日、同社の会員カードの顧客計６９２３人分の個人情報が入ったフロッピーディスクを紛失したと発表した。

　紛失したのは、ＪＣＢがＵＦＪカード、千葉県船橋市にある複合商業施設「ららぽーと」と提携して発行しているカードの情報が入ったフロッピーディスク。１４５３人分の氏名、住所、銀行口座などの会員情報を記録したフロッピーディスク１枚と、５４７０人分の会員番号と利用金額などの利用明細記録が入ったフロッピーディスク２枚の計３枚だ。

　ＪＣＢは、毎月１回、会員情報を更新するため、ＵＦＪカード経由で、フロッピーディスクを「ららぽーと」と交換している。６月５日に、「ららぽーと」が５月分のデータを書き込み発送した際に１９枚あったディスクが、ＪＣＢが委託するシステム会社に同１９日に到着した際に、３枚足りないことに気づいた。紛失した原因についてＪＣＢは調査中としている。

　ＪＣＢはフロッピーディスクにパスワードなどの保護措置を行っておらず、個人情報を読みとられる可能性があるため、該当会員のカードを再発行する。（読売新聞）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030815-00000514-yom-soci