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2003年08月15日(金) 19時23分

オウム信者が撤退 市側、他の2施設撤退も要求へ−−八潮・南後谷 /埼玉毎日新聞

 オウム真理教(アーレフに改称)が八潮市南後谷の南後谷施設から撤退していたことが14日、分かった。同市内にはさらに、道場施設(大瀬)と印刷施設(伊勢野)の2カ所の教団拠点施設があり、市と「市オウム真理教対策協」(柳沢功会長)は16日、抗議集会を開き、早期退去を求める。市によると、教団の荒木浩広報部長名で14日、南後谷施設の撤収を報告するファクスが送られてきた。ファクスは「8月11日をもって撤収が完了した。今後、関係者が同施設に出入りすることはない」という内容だった。
 南後谷施設は、以前は建設金物製造工場で、2階建て延べ1334平方メートル。2月中旬に付近住民の通報で教団関連施設と判明した。県警などによると2〜4月、上祐史浩・教団代表らが講師となり計4回のセミナーが開催され、関東一円の信者が各400〜500人集まった。大瀬の道場施設では9〜17日、同様のセミナーが行われている。
 今回の撤退について、多田重美八潮市長は「まことに喜ばしい。これからもオウムの全面的な撤退に向け、市民と共に努力していきたい」と話している。【飯嶋英好】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030815-00000002-mai-l11