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2003年08月14日(木) 00時00分

すぐ終了、何度も再起動、極端に遅い処理 コンピューターウイルス「ブラスター」感染の疑い  中日新聞

 コンピューターウイルスBlaster(ブラスター、別名MSブラスト)に、パソコン(PC)が感染したかどうかを見分ける方法についてウイルス対策ソフト大手のトレンドマイクロは十三日、「PCをつけてもすぐ終了し、再起動が何回も起きる場合や、処理速度が極端に遅くなった場合、感染が疑われる」との見方を示した。

 ウイルスの影響を受けるのは、米マイクロソフト社製基本ソフト(OS)のうち、ウィンドウズ2000とXP。ウィンドウズ95や98、Me、リナックス、マッキントッシュなどは影響を受けない。

 トレンドマイクロによると、感染したPCの修復には、PCからケーブルをはずしてネットから切り離し、ウイルス対策ソフトを導入。ソフトのファイアーウオール(安全隔壁)設定を「高」にしてネット経由の攻撃を防ぐ措置をとった上でネットに接続し、ウイルス定義ファイルを最新にして問題ウイルスを駆除する。無料の駆除ソフトを対策各社のサイトから取り込んで利用する方法もある。

 さらにウィンドウズに備えられた「アップデートプログラム」を実行して無料の欠陥修正ソフトをPCに組み込む。

 ウイルスは十六日以降、マイクロソフトが修正ソフト配布に利用しているサーバーを一斉攻撃するよう設定されている。マイクロソフトは「対策はとっている」としているが、万が一の影響を避けるには十五日までに修正ソフトを取り込むのが無難とみられる。

 アップデートがうまくいかない場合、マイクロソフトのホームページから修正ソフトを入手する方法もある。アドレスはhttp://www.microsoft.com/japan/


http://www.chunichi.co.jp/00/kei/20030814/mng_____kei_____001.shtml