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2003年08月13日(水) 09時35分

ウィンドウズ対象の新種ウィルス、感染が拡大ロイター

 [サンフランシスコ 12日 ロイター] インターネットを介して、米ソフトウエア大手マイクロソフトの基本ソフト(OS)であるウィンドウズに感染し、コンピューターを勝手に終了させる新種のワーム形ウィルス「ブラスター」の感染が拡大している。
このウィルスは、ウィンドウズXPとウィンドウズ2000に感染する。コンピューター・セキュリティー専門家によると、感染が下火になるには数日を要する可能性がある。
ウイルス撃退ソフトなどを製造する米シマンテックによると、世界で少なくとも12万4000台のウィンドウズ搭載コンピューターが感染している。同社のエンジニアリング担当のシニア・ディレクター、アルフレッド・ハガー氏は、「企業ネットワークがかなり強い影響を受けている」と語った。
セキュリティー・トレーニングなどを手掛ける米SANSインスティテュートのジョハネス・ウルリッチ氏は、感染のペースは12日の午後遅くには鈍化してきたようだ、とした。
「ブラスター」に感染したコンピューターは、セキュリティー上の欠陥を放置したままのウィンドウズを搭載するコンピューターをインターネット上で探し、そこにウィルスを送りつける。
一部の企業ネットワークがウィルスによってスローダウンしたが、インターネット全体に対する悪影響は確認されていない。(ロイター)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030813-00000316-reu-int