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2003年08月13日(水) 20時51分

ホルマリンフグ問題 県対策協、あす初会合−−独自検査や使用有無表示へ /山口毎日新聞

 長崎産のホルマリン使用養殖フグの出荷問題で、県は14日、全国一のフグ取扱量を誇る下関市の南風泊市場関係者や消費者団体などと共に対策協議会を設置する。市場は法的にホルマリンフグも取り扱わざるをえないため、県独自の検査や消費者への情報提供の方策について関係業界、団体と話し合う。
 構成メンバーは県と下関市のほか、南風泊市場を運営する下関唐戸魚市場、同市場仲卸協同組合、県漁連、県消費者団体連絡協議会などの代表計16人。長崎県側が16日に出荷の自主規制を解除するため、14日に下関市の海峡メッセ下関で開催する初会合で、対策を協議し一定の方向性を打ち出すという。
 長崎県や厚生労働省は問題発覚後、問題の養殖フグのホルマリン含有量を検査し、食品衛生法上の問題なしと結論を出した。ただ、消費者の不安は解消されておらず、県も独自に抜き取り方式による検査や、ホルマリン使用の有無の表示などを協議会で検討することにしている。
 南風泊市場はフグ取扱量が昨年5100トンあり全国一。養殖は2200トンを占め、うち長崎産が最高の3割に上る。【矢部明洋】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030813-00000003-mai-l35