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2003年08月13日(水) 19時49分

輸血用血液の安全性向上へ製造後6カ月間保管方針 日赤朝日新聞

 肝炎ウイルスのすり抜けなど輸血用血液の安全性問題で、日本赤十字社は13日、有効期間が1年間ある血漿(けっしょう)を、献血者のウイルス感染が判明した場合に回収できるよう、製造後6カ月間は出荷せずに保管するなど、安全性向上のための取り組みを公表した。

 日赤によると、血漿はこれまで製造後、数週間で出荷されていた。6カ月分の血漿をためるには約2年かかる見通しで、2カ月ずつなど段階的に保管期間を延ばしていく方針という。

 対策はほかに▽ウイルスを死滅させる不活化処理を導入するため、10月から海外製品の効果確認の開始▽副作用を減らす白血球除去の早期導入▽50人分まとめて実施する2次検査を、より少ない人数で実施し、精度を向上——などを挙げた。

(08/13 19:41)

http://www.asahi.com/national/update/0813/022.html