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首都圏の登山客に人気がある丹沢山地の山頂の天候をインターネットで速報するシステムを、神奈川県自然環境保全センターが完成させた。
桧洞丸（ひのきぼらまる）（１６０１メートル）、鍋割山（１２７２メートル）など５カ所の頂上から気温や１時間雨量、風速などのデータが自動送信される。電源にはソーラーパネルを利用した。
実は、ブナ林の衰退原因を研究するために設置された観測装置のデータを二重に活用するアイデア。「ブナだけでなく、登山者も守れれば」と一石二鳥に期待。(08/13 11:02)