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2003年08月12日(火) 13時22分

ユーザーの96%がソフトウェアの著作権を認めているjapan.internet.com

インターネットコム株式会社 と 株式会社インフォプラント が行った、コンピュータソフトウェアの著作権に関するインターネットユーザーの意識調査によると、ほとんどのユーザーがソフトウェアを著作権者に無断でコピーするのは犯罪だと思っており、しかしながらその半数が、正規の商品の価格が高いので仕方がない、と思っているのがわかった。

この調査は、自宅や勤務先で PC からインターネットを利用している、全国の20代〜60代のインターネットユーザー300人を対象に行った。年齢層分布は20代:34%、30代:39%、40代:19%、50代:5%、60代:3%。

ネットオークションで格安のコンピュータソフトウェアを購入した経験のあるユーザーは全体の9%で、それもコピーしたものではなく、正規の商品だったと回答している。

一方、勤務先で使用しているソフトウェアを自宅でもコピーして使っているユーザーは全体の11%、私用で購入したソフトウェアを勤務先でコピーして使っているユーザーは9%。友人などからソフトウェアのコピーを入手したことのあるユーザーは全体の31%だが、その後ライセンス料を支払ったユーザーもいる。

「著作権者に無断でコピーするのは犯罪だと思うか」という質問に対し、49%が「思う」と答え、「思うが、正規の商品が高いので仕方がない」と答えた47%を合わせると、96%が「犯罪」だと認識していることになる。

また、「思わない」と答えた4%のユーザーも、「個人レベルで使うには問題はない」(会社員/31歳)、「お金が絡まなければいい」(専業主婦/30歳)など、良識的な判断をしているようだ。さらに、「個人の場合は PC ごとではなく家族または個人単位のライセンスにすべきだ」(証券会社員/37歳)、「コピーに対する対策がなさ過ぎる」(会社員/27歳)、「コピーされて困るならそれができないようにするのも商品開発の一部」(会社員/37歳)など、メーカー側に対する不満も見受けられた。

違法コピーについては、全体としてユーザーは良識ある判断をしているのではないだろうか。(
調査協力: 株式会社インフォプラント
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http://japan.internet.com/jupiter/top.html (japan.internet.com)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030812-00000010-inet-sci