2003年08月08日(金) 18時53分

架空債務請求の郵便物で被害　相談相次ぎ、県警が注意呼び掛け　／秋田（毎日新聞）

　架空債務を請求する郵便やはがきを送られたという相談が、秋田市などでまた相次いでいる。警察への相談件数は今月だけですでに３６４件。実際に現金を支払ってしまった被害も２件出ている。県警が６月から実施した振込先口座の凍結を警戒し、今回はいずれも口座番号が書かれていないという。
　県警によると、相談は秋田市と男鹿南秋地域に集中している。これまでと同じ業者が多重債務者リストを元に送付しているとみられるが、今回は南秋田郡内の男女２人が記載された連絡先に電話し、計約４０万円を払ってしまった。
　県警は「記載された連絡先には絶対に電話しないように」と注意を呼び掛けている。【福永方人】（毎日新聞）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030808-00000007-mai-l05