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出会い系サイトに絡む事件の今年上半期（１〜６月）の摘発件数を７日、警察庁がまとめた。総数は７８１件で、前年同期より１２件減ったが、０１年の年間摘発件数（８８８件）に迫る高水準となっている。
児童買春は３２６件で前年同期（４００件）より１８．５％減った。一方、強盗は１９件、強姦（ごうかん）が３３件、恐喝５０件で、これら凶悪犯罪は前年同期より１．４〜３倍程度に増えている。窃盗や詐欺、暴行、略取誘拐、強制わいせつも数件ずつ増えている。
被害者は６５３人。うち１８歳未満が５３０人で８１％を占める。このうち５２３人が女性で、小学生が２人、中学生が１５９人、高校生が２６３人。
児童買春が減ったことについて同庁は「９月１３日に施行される出会い系サイト規制法の国会審議や政府の諸対策を通じ、加害者、被害者の双方に警戒心が生まれていることも影響しているのではないか」とみている。(08/07 10:25)